ネコダイエット!太った猫を痩せさせるためのフードの選び方や運動

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愛猫家は知っておきたい!コリネバクテリウム・ウルセランス感染症

猫や犬からの感染症「コリネバクテリウム・ウルセランス感染症」で2016年に国内初の死亡例があったことが分かりました。

 

愛猫家、愛犬家にとって、驚きのニュースです。

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ワイドショーで「感染する可能性」について、説明していましたが、特に愛猫家にはインパクトがありました。

 

猫を飼っている方や、これから飼おうと考えている方は、正しい知識をつけておく必要がありますね。

 

新聞やテレビの情報では

屋外で3匹の猫にエサをやっていた福岡県の60代の女性が、呼吸困難になって亡くなったようです。

 

コリネバクテリウム・ウルセランス感染症は、抗菌薬で治療が出来るようですが、この女性は治療の遅れが影響したようです。

 

 

コリネバクテリウム・ウルセランス感染症とは?


名前の通り、コリネバクテリウム・ウルセランス細菌によって引き起こる、ジフテリアに似た症状を示す感染症です。

 

 

感染経路

コリネバクテリウム・ウルセランス感染症は、人、犬、猫、牛のほか、様々な動物において感染事例が確認されています。

国内では「人から人」への感染事例は、報告がなく、国外でも、非常にまれのようです。

  

症状

ジフテリアと似たような症状を示します。

呼吸器に感染した場合、初期は風邪に似た症状を示します。

重い症状の場合には呼吸困難などで死んでしまうケースもあります。

 

治療方法

抗菌薬が有効であるとされています。

 

 

感染予防

日本国内の事例をみると、多くが犬や猫からの感染と確認されています。

 

ウルセランス菌に感染した、犬や猫などの動物と触れ合うときは、注意しないといけません。

 

ウルセランス菌に感染した動物には症状があります。

 

くしゃみ、セキ、鼻汁などの風邪に似た症状や皮膚病です。

 

しかし、感染していても症状が無い場合もあるようです。

 

見た目だけで、確実に感染を判断することは難しいです。

 

ここで言えることは、犬猫と触れ合ったら手を洗い、感染のリスクを低くすることが大切です。

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国内では、人への定期の予防接種の対象である、3種混合や4種混合ワクチンに、ジフテリアトキソイド(ワクチン)が含まれています。

 

このワクチンは、コリネバクテリウム・ウルセランス感染症に対しても有効であると考えられています。

 

 

日本での発生事例

厚生労働省HPで見てみると

 

◆2001年2月 50歳代、女性 千葉県

呼吸困難、嗄声、上咽頭喉頭前庭に白色偽膜形成 飼育している猫20匹飼のうち1匹で皮膚炎 


◆2002年10月 54歳、男性 千葉県

同上 1例目の患者と同地区に住居 


◆2005年9月 50歳代、男性 岡山県

左耳下腺部腫脹、軽度の咳等 飼育していた犬が皮膚炎(犬死亡後に患者が発症)

 

◆2005年10月 50歳代、男性 大分県

肺に多発性空洞病変、咳、痰、発熱等 猫を12匹飼育 

 

◆2006年7月 50歳代、女性 神奈川県

呼吸困難、嗄声等。上咽頭喉頭前庭に白色偽膜形成。ジフテリア抗毒素使用により加療 その後患者は重症肺炎の増悪により死亡 


◆2009年1月 50歳代、女性 東京都

咽頭痛、嗄声等、上咽頭喉頭前庭に白色偽膜形成 自宅で餌やりをしている猫5匹中2匹から菌分離。 


◆2010年7月 50歳代、男性 神奈川県

腋下膿瘍(穿刺液より菌分離) 猫10匹飼育。屋外でも猫に餌やりを行う 


◆2010年10月 50歳代、女性 茨城県

咽頭痛、嗄声等、上咽頭喉頭前庭に白色偽膜形成 猫1匹飼育  


◆2011年4月 50歳代、女性 滋賀県

同上 猫14匹、犬7匹、ヤギ2匹飼育 


◆2011年12月 30歳代、女性 山形県

右肘膿瘍(穿刺液より菌分離) 猫6匹飼育 


◆2012年1月 30歳代、男性 香川県

腋下リンパ節膿瘍(穿刺液より菌分離) 親戚宅で犬3匹飼育 


◆2012年11月 70歳代、女性 埼玉県

呼吸困難、嗄声等、上咽頭喉頭前庭に白色偽膜形成 飼育している猫4匹中1匹から菌分離 


◆2013年4月 20歳代、女性 埼玉県

呼吸困難、嗄声等、喉頭前庭に白色偽膜形成 猫18匹飼育 


◆2014年4月 女児 徳島県

頸部リンパ節膿瘍(穿刺液より菌分離) 猫1匹飼育(発病時皮膚病) 


◆2015年9月 60歳代、女性 東京都

発熱、鼻汁等、気管支に黄白色偽膜形成 猫3匹飼育(うち1匹に皮膚疾患あり)。屋外でも猫に餌やりを行う 


◆2016年2月 17歳、女性 北海道

皮膚病変 犬飼育 


◆2016年3月 63歳、女性 栃木県

咽頭痛、呼吸困難より人工呼吸処置要。咽頭から正門にかけて白苔あり 猫7匹飼育


◆2016年3月 岡山県

右頚部化膿性リンパ節炎 犬飼育(患者発症2ヶ月後に死亡)


◆2016年5月 60歳代、女性 福岡県

呼吸困難。救急搬送されて3日目に死亡。喀痰と血液から菌検出。 屋外で猫3匹に餌やり

 

 

発表されているのは、かなり大雑把な事例なので、猫の飼育状況が完全室内飼いなのか、そうじゃないのかが分かりません。

 

しかし、感染者の多くは猫を飼育したり、外で猫にエサやりをしていて、猫と接触があるのは間違いありません。

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外へ出入りする動物から感染していると考えると、やはり猫は完全室内飼いが基本であると思います。

 

多頭飼いしている人で、先住猫は家と外を行き来してい、あとから来た猫は完全室内飼いといったケースもあるようです。

しかし、1頭が外に出入りしていれば、もう1頭は完全室内飼いとは言えませんので注意が必要です。

 

 注意すること

ワイドショーで獣医師さんが、ウルセランス感染症について注意することを説明していました。

 

・ウルセランス菌は、猫が生まれつき持っている細菌ではないので生活環境に左右され、室内猫より外猫の方がリスクは高い

 

・頭やカラダをなでたり、手をなめられたりした場合は、手洗いが必要。

手についた菌が食べ物を介し、口に入ることを防ぐため。

 

・キスのような濃厚接触は避ける。

 

・フンを片付けで感染する可能性は考えにくい。

鼻水、よだれで感染するため、排泄物から菌が出るわけじゃない。

 

・犬や猫が目の前を通り過ぎるだけでは感染の可能性はない。

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いくら感染症が心配でも、愛猫との濃厚接触を禁止されるのは、猫親にとって死活問題ですよね。

 

コリネバクテリウム・ウルセランス感染症は、動物病院で検査ができるようです。

 

飼いネコに感染の不安を感じたら、すぐに動物病院へ行きましょう!!